ガチ恋勢の推し活記録

目指すは恋人?いいえ、愛人希望です。

ウエディング・・? #01

妄想が止まらなく、他に発散する場所が無いので・・笑

めっちゃ恥ずかしいですが、よろしければお付き合いください。

恵美→ご自身のお名前、近江雅樹→推しのお名前

に脳内変換頂くと、楽しめるかもしれません(〃▽〃)ポッ

 

100%妄想成分で出来ています。

実在している方とは一切関係ありません。

 

***

 

 

「え……??????」

 

 恵美の思わず漏れ出た小さな呟きは、誰もいない部屋へと吸い込まれていった。

 思考が全ての仕事を放棄している。

 何度目を擦ってみても、頬を抓ってみても、一度その手に握っている携帯電話の画面を消して再度つけてみても、そこに書いてある文字は変わらない。

 

「近江さんの事務所から、個人的なメッセージだと……?」

 

 流行りの芸能人のマネージャーを名乗る人物からの迷惑メールかと思いきや、その送信アドレスでフォルダ内検索をすると、いつものファンクラブメールマガジンがヒットする。

 つまり、悪戯ではなく、本当に恵美の推しである近江雅樹の運営からのメールなのだ。

 

 内容は現在作成中の新アルバムのジャケ写に、顔は写さないがモデルとして出てくれないか、というもの。

 しかも、そのジャケ写のコンセプトはウエディング、近江雅樹の花嫁役としてのオファーだ。

 このオファーは現在恵美にしか送っておらず、決して他言してはいけない、と書いてあり、周囲に相談する事もできない。

 

「え、なんでわたしに……?他の人にも送ってるのかな……?っていうか、こんな人を選んでるとしか思えないメールが来るって事は、少なからず好かれてるって事!?勘違いが暴走しそうだよーーーーー!」

 

 暫く携帯を手にしたままベッドの上で悶え続け、返信を悩む。

 近江雅樹の事は大好きで、すぐに承諾の連絡をしたい気持ちは山々なのだが、恐らく至近距離で何時間も同じ空間に平常心で居続けれる気がしない。

 

「キスは……無いにしても、顔面ガン見されるでしょ……!?無理無理無理無理、それだけで恥ずかしくて死んじゃうよぉ」

 

 だが、もしも、このメールが届いているのが、現状恵美だけだとしたら。

 恵美が断れば、他の人へオファーされるのだとしたら。

 ジャケ写だけだとしても、近江雅樹と結婚が出来る機会なんて、この先訪れるのだろうか。

 

「後悔はしたくないっ!この話受けよう!」

 

 

***

 

仕事の合間に(笑)更新していきたいと思います。

誤字脱字報告、激励、感想、ネタ等ありましたら、ましゅまろから頂けますと幸いです♪

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